
ラファ:何やら・・・ここには悪霊がいるのですね。
レオ:それはワシじゃが。
ラファ:構いません。できる事をやりますので。対抗は・・・?
レオ:我に?おもしろい事を言うようだが、それがいいのだろう。
ラファ:私には自分が見えませんがゆえ・・・。
レオ:道化。お前のような何度も道を行くと、道も化けていつかはサーカスだ。
ラファ:そうなる気配も確かにあった・・・。
レオ:どんなパターンがあるんだ?
ラファ:この界隈で行きますと・・・石高を取り合う合戦というのがあるようで。
レオ:・・・。
ラファ:こぞって武具を持ち寄り、助太刀という形で参ろうかと。
レオ:ふむ・・・それは何㍉だ?
ラファ:㍉・・・?
レオ:どの辺りだ?
ラファ:この・・・島国と呼ばれる所の・・・この・・・。
レオ:さっぱりと見えないがそれもよい。
ラファ:・・・。
レオは地球儀のあちこちを覗き始めていた。時折、お札も見ながら確認をしている。
ラファ:既に色々と・・・世界観を渡り残した文を私も見たい。
レオ:渡るとは・・・?
ラファ:転生術・・・。私も騎士や武士・・・どこに降りても英雄と呼ばれる霊魂の類。
レオ:ふむ・・・この・・・辺りだと・・・姉様も。
ラファ:この部族と部族ならば・・・どちらに非があるのだろうか・・・。
レオ:城は洋式か・・・。
ラファ:ち・・・地域の統制だと・・・。
百戦錬磨で掲げられた大義名分も多く知っているラファ。
レオ:国土がブドウだと・・・。
ラファ:国土で・・・いける規模デハ・・・。
レオ:主要国が何個・・・?
ラファ:国の単位は個デスネ・・・(。゚ω゚)
レオ:海でいうナラー。
ラファ:海域だと・・・クジラですか!?クジラなのか!?
レオ:言語は何だったか・・・。
ラファ:圏!?・・・文化圏でいくん?
レオ:遺伝性の特出進化とは何かのぅ・・・。
ラファ:・・・人類史か・・・人種圏。危うく出ないとこだった・・・。
レオ:この辺りの神話と話をしてみるか。
ラファ:会えるんだ・・・神話に会えるんだ・・・もう㍉・・・。
時と場合の世界間転生に住むラファだったが「無敵の盾と矛の製造者が使用した原料の発見者が食べていた物を見に行く」ような「いくつもいくつも立ち戻った先の不明ゾーンの明」のような感覚だったかもしれない。

ラファ
「途方もなかった。そこに雲があるのは見ていた。それも雲が掴めるような・・・そんな話があるなんて」
「長い!」と言われそうなので・・・悪しからず。
それと・・・私はこれから道化師の経験を積む事になっているようだ。

■吾輩は猫である
百戦錬磨の噂を多く持っているようで常に英雄のポジションであるというラファは・・・とても遅かった。30cmを移動するのに1秒と掛からないが、ラファは飛行機で10時間が掛かった所で、入国と出国の通関手続きを済ませて、そこから乗り換えて出国をする航路になっているらしい。そこからも飛行時間は8時間ほど掛かる場所で、トータルすると1日が経過しているはずだが、なんでも日付変更線と時差があるらしく1日かかってない事になるらしい。そこから算出されるものは、拘束時間が38時間ほどあるのに移動時間が4時間となる不思議。これをなんとしているかというと・・・人間は「時間が止まった空間」「時間の流れが変わる」などと表現している。
どうもラファが言う事が・・・時宝珠と似ているのではないのか・・・?
■宝珠
幻想や万象の要素を現していくために授けられており特に架空の神格に対して用いられる。神格では分別の困難が度々と起こるため、取り合っている構造も描かれるほどの必需品になっている。この時点で因果を結び付けて観測したのが「九尾の狐」で、史上初となっている。これによって「出現」を可能にした架空世界は、次々に騒動を起こしてしまうが、これはまだ少し先のお話になっている。

レオ:賊どもよ!お前らに自由はない!船を漕げ!
賊ネコ:発言の自由だ!俺たちは自由だ!
レオ:むむ・・・そういうのヨーロッパ発であっていたか?
賊ネコ:解放戦線でしたよね・・・?
どっちも合っていない気もするが・・・レオはヨーロッパの北海に船を浮かべていた。賊ネコたちは道中で乗船させた「ならずネコ」ばかりだ。どうやら最近は、海賊モノの影響を受けていると誰もが気づいていたが、遭難気味であるのとは他に、海は大きく大きく広がっていた。
レオ:分かった・・・すまなかった・・・自由だ・・・みんな自由!
賊ネコ:ここで自由・・・分かった!船を漕ぐ自由だ!
レオ:一度海に出ては後に引けないという意味もあるのだろうか・・・。
賊ネコ:陸が見えます!流氷のようですが。
レオ:突撃!見渡す限りでここは行く所がないから突撃!余地がないもん。
賊ネコ:おぉ~!
勢いよく下船して上陸していく賊ネコたち。見かけた物にとりあえず直進を始めていた。
無鉄砲な賊だ。やはり賊は賊でしかないのだ・・・。
レオ:何を戻って来ておるにゃ!
賊ネコ:サンクチュアリらしくて入れませんでした。
レオ:なんだと・・・サンクチュアリを展開するとは・・・あの人影は神物像か。
賊ネコ:もっと理由を聞きます?
レオ:うん。
「とある方法」で接近に成功して熱心に話を聞いている賊ネコたち。
賊ネコ:レオさんどうやらサンクチュアリらしいです。
レオ:なるほど・・・いやそれ、さっきも聞いた!
賊ネコ:他は・・・・。
レオ:色々と聞いているが、それしか言えないのね。オッケーオッケー。ワシが行こう。
賊ネコ:レオさんが直接・・・これはヤバい・・・。
ゆっくりと船を降りたレオは、走り寄りながら次第にスピードを上げていった。
賊ネコ:これでもキャプテンは化身だ。壁になっているサンクチュアリも鼻息だろう。
レオ:おのれぃ!小賢しい話をしおって!しかたあるまい!我が正拳鉄裁!うけてみよ!
賊ネコたちの猛攻を弾き返した、その壁に今・・・鼻息が!
レオ:にゃやゃぁあぁ!!!!あかん、わしもネコやったわ。ネコパンやったわ。
鼻息荒く立ち向かったレオが壁に与えた衝撃は、賊ネコたちのそれよりも、また弱い方だった。
レオ:者ども!もとい、ネコども!やつは生者にあらぬぞ!惑わされるな!
賊ネコ:う~ん・・・。なんかもう無理なんわかりますよ。
レオ:・・・。
賊ネコ:ほら、もうマグゾエクソシズムとかの試し打ち練習してますから。
レオ:何それ・・・話自体は、さっきので聞けてたのかよ。
賊ネコ:うわぁ・・・。ターンアンデットの詠唱とか始まってるぅ~。
レオ:まぁまぁ覚えてるやんか・・・何で言わなかった・・・の?
小さい人影から大砲が飛んでくるような衝撃エフェクトが周りに・・・。
他にも狙撃手に1匹ずつ仕留められるような状況も見られていた。
レオ:あれは練習っていうのかな・・・。
賊ネコ:仲間が1人ずつ消えていってますからね。
レオ:これは・・・攻撃を受けているとしていいのでは?
賊ネコ:だったら防衛とか、反撃とか、退避とか、号令がないと。
レオ:そうか!ワシの出番か!
船のキャプテンは一体どっちなんだろうか。
レオはキャプテンをやるのが初めてだったと言う必要もなく、今は戦闘が始まっていた。そしてレオのターンが始まっている今を、辱めるのも咎めるのも・・・。躊躇させる事自体が得策とはならないと、この時の賊ネコたちは感じていたのだろう。

どちらも最中!?
ところで・・・。
架空にも話の途中・・・エピソード内部にまで捜査網を張り巡らせているのは、間違いない世界管轄機構の能力を持っている。正体は不明のままで名探偵レオとの直談判になっていた。 銭形:1回目を終わらせたのにロケ…
乗り越えて・・・。
時は、中世の海賊を模した背景。
今ここには、レオと明かされていない神格。
攻勢もあったが状況としては、この2人の対面から始まる。
レオ:練習は終わったのか?ヴァルキリーよ。
神格を持つネコ型徘徊像であるレオ。宝珠はまだない。
ヴァル:私と話せる者を呼びなさい。
北欧神話の代表格になる「ヴァルキリー」は、ここでは高貴な女性像の表現になっている。
レオ:なんと!気付いておったか。
神格であればあるはずの前提知識を利用しなければ絶対に分からない高次と言われる会話で「神隠し」の類になる。傍からは分からない様の「師との禅問答」と言っても同じで、知恵比べが始まっているのかもしれない。
レオ:冥界における私の名前はカニ。
まさか・・・繋がりのない会話を意図的に・・・それであれば人間の性では難しい。
ヴァル:それは15分前ではないのですか?
レオ:それは言わずと知れた5分前ですにゃ。
ここで答えた!・・・だが言い直しである間違い。
レオ:それはそれでいいとしてヴァルよ。寒いのか?ワシはマフラーにはにゃらんぞ?
筆者はどうやって遊ぶのかを・・・実は正式には知らない。
ヴァル:真っすぐに何かが向かってきている・・・。
簡単に言えば、質疑応答を外した・・・そうとしか考えられない。
これは逆算による認識の確定を出す方法で、意志がお互いに自制されている事を表現する。会話にも「繋がりや合わせられた範囲で話している事が意識下としてあるのか?」が分かる。
幼少の妄想癖から脱却しているかの力量を計る事になるかもしれない。古くはお寺に通う坊主の試験の形で存在していたもの。率直で無垢な「子ども」なのか「意識されて意図した素直」なのか、育ちが良いいだけなのか、たまたまの産物では未熟とするために。
受け答えや話す内容の制御と要素を同じにしている事柄。
談話や雑談における流れとノリを全て外す事によって、分別を持っている事の表現になるという昔話級の思惑と目論見。
「分かってないと外す事もできない」と考えた昔の僧が「悟りがある」というのを証明するために行っていたと言われている。ちなみに私は記憶にもない幼少期に行ったかもしれないが、20代の時に80代の師ともいえる日本の戦時中生まれの方に教わる機会に恵まれた。そのため古い言い方に馴染みと親近感がある性になっている。近代で成人となる18年を安全に過ごしたのなら問題なく到達できる範囲かもしれません。今日では「学問」や「学校」が兼ねている所の亜流の位置付けが正しいと思います。
もしかしたら、もしかしますけど、戦時にあった暗号会話の影響とか、子どもに「銃刀を持たせられるか?」のテストとして、一部の界隈で掘り起こされて伝承になっているかもしれません。それでも・・・探究していくと古くは「僧たちが行っていた悟り」になってきます。この・・・そもそもあった!という・・・お株泥棒が腹立ちますよね。新しくしようぜ・・・ニューエイジよ・・・。
実際は・・・暗い部屋や目を閉じた状態で外気を断てる状況に2人がおり、交代で一文ずつのやり取りを行う。間の時間はとても長い。ここを楽しんでいるともされている。お互いに吟味して「それ・・・」「いまのでいい?」「沈黙・・・」が入り乱れる状態にもなる。表向きには恥ずかしい悟りの書。
傍からすれば何が起こっているかは分からないのだが、大領域では何かをかわしあっている。レオとヴァルがいる島には、到着を間近にする影も、いよいよと迫ってきている。
ヴァル:着弾には「攻撃を受けている」として防衛を当てますよ。
言うには外していたヴァルキリー。向かってくるならと神器ミョルニールを取り出して体勢を整えていた。待ち構えている様は、ハンマーを振り回す野球のようだった。
レオ:ミョルニールって強いの?
ヴァル:試しますか?
レオ:ラファはまだ遠い・・・。
ダブルバッティング
1:モノをぶつける 2:モノを当てる 3:モノを打ち返す
ヴァル:何か・・・強大な異質な魔法力が感じられてきています。
レオ:よく見えるにゃ・・・まだラファは100kmは先ですにゃ。
ヴァル:私とは知る世界に格段の差があるのですよ。逃げなくてもよいのですか?
レオ:私は・・・。
そっち・・・?

麻呂・・・話中のとある女性の姿を指す名称。 候補:奇天烈、じゃじゃ馬、座敷童など。
島のギリギリに浮上!というよりも、もう島に当たって現れたのは潜水艦だった。2人にはある程度が予測されており、パニックになる様子はなかった。
レオ:吾輩は猫である。
ヴァル:世界が違う。
サンクチュアリの壁はなく、界隈の主であったヴァルには、この事態を迎え入れた節が見えている。潜水艦から現れた者の目的は、一体なんだろうか?
レオ:ラファ待ちなんですよねぇ。
麻呂:歴を持たせておったはずじゃ。
この土地で何かをする予定があったようだが、ヴァルにとっては初対面の連続。
レオ:同じなのですか?
麻呂:暦も私のですから。
ラファが持っている「何かの属性」と、麻呂の性質との類似性が判明した。レオは満足しているようだった。
■ご機嫌に謳い出したレオの詩
太陽により人間は日を数え、やがて季節を発見する。1年後には同じ季節と同じ月がやってきても、やはり何かがちょっとだけ違う。
レオ:ヴァルさん、ミョルニールが溶けていますよ。
■「世界が違う」フィールド展開
世界観にあるものを範囲で形成させる。神格を持つ者ができる基本スキルで、フィールド同士は、飲み込んだり、ぶつかったり、溶け込んだりする性質がある。
■世界条約「魔法」
現実と想像が作り上げている世界があり、想像が現実で形になるには不都合が多く存在している。多くの場合で想像が現実に現われたと錯覚できるものが「魔法」と表現されている。
ヴァル:異次元の方とお会いしたいと願っておりました。
東京ドーム1個分はあるだろう周囲の土を巻き上げ、空気を巻き込みながら神器が現れた。創造物が現実で形になるには、現実にあるものとの衝突と爆発を繰り返す現象が起こる。現実で代償として無くなっていくものは多く、そこには光分子も無に返しただろう黒い闇が一面を飲み込む様が見られる。
神器:オーディーンの槍・グングニール
必ず当たる必中属性と、鎧を貫く矛の形をしている。神器を含めたすべての武具において、ダメージの軽減が不可能。防御不能である槍を投げて使われるため、用意されていた全てを無視した先制を行う。オーディーンの見渡す視界において、降伏を示さない者が存在しない。

麻呂
「戦神とは珍しい」
レオ
「もしやと思い見つけましたのにゃ!」

■北欧型世界主「戦神ヴァルキリー」
生死に対しての決定権を持っており、多くは戦場に現われる形になっている。卓越した闘争本能「狂戦士」を開花させるための理性面を担う形で、最上位の気品も象徴している神格。聖騎士とは少し違い・・・聖と闇に分かれる前の大元の位に位置している神話級最古種に数えられる。
初めての遭遇に対して武器を掲げた文明
「水が凍り氷結しては触るわけにはいかない。砕いてからがまた喉を潤すのも近い」
とある文明
「氷結するも雪解けは訪れ川となりて海へ向かう。川辺ではまた生命が跳ねる季節かと」
ここには確かな文明を持つ異次元世界が均衡していた。
麻呂:避ける要素が、あるのかないのか無きにしも非ず・・・これもまた一興なり。
ヴァル:なんと?
レオ:必中なんてのも避けられなくはない的な・・・。
ヴァル:・・・・・・それでは。ちなみに後のは?
レオ:オマケ程度・・・。

レオ:ヴァルよ。もう投げない方がよいかもな・・・・。
麻呂:何かが避けられるとは思っていない。お前そっち?
レオ:フェアというものがあるのですよ。
壱の太刀・和道一文字
弐の太刀・三代鬼徹
レオ:それ漫画ですよ。
麻呂:ここは神界だからいいのじゃ。
レオ:そもそも・・・そもそものお話ではありませんか。
この時の麻呂には「十本刀の弁慶」が創造されていた。後の「真打ち二刀流」は、まだお披露目とはなっていない。
大領域・聖域・神界では「神の一手」に伴う法則がある。理は同時に存在しているため、常に1対1、一手には一手となる相対性理論が適用されている。質量保存の法則によって相対する時も必ずどちらかがどちらと同じだが、ここで抗い「象徴する名が欲しい」神々が存在している。
刀の出現によって世界観フィールドが放たれると、一方との混じり合いが起こり、混乱を極めた賊ネコは排出されてしまった。レオはラファも入れないと予測している。このような時にも、お互いが影響を受けるため、装備または存在を維持するための詠唱や呪術などが必要になる。
■呪術
象形文字から発展する「絵描き表現」の印象による想起を利用して、言動や行動・本能も制御すると言われる太古の伝法。猿の生存本能にも有効であり「呪い殺す」という表現が極端な例として多く残されている。
レオ:名前どうするの?
麻呂:麻呂でよい。
呪術の種類によっては、名前を不明にする事で使用できる禁呪も存在している。
極小さな因子によって、多くの事を示唆して多くの意味になる元素を集める。
ここでは、軍配の上がる数による終結の話が、始まると同時に繰り出されている。
レオ:2本でいいのですか?
麻呂:よかろう!2ー0じゃ!よいかな?
ヴァル:私は3-0で終わるかと。
印:壱ノ太刀・弐ノ太刀・無限二刀流・極・千手
レオ:わぁ。ずるいな姉様。先手を取って千手はあかんですよ。
ヴァル
唱:永遠の鎖は連なりを止めずに引き離す事なく捕らえる。
グングニール・三点の裁き。
順番であるにも関わらず麻呂は「二刀で一撃」を見せている。対するグングニールは神器であるため完封となる本命、予備、保険を発動させていた。千本の手があろうとも永遠という数においては意味のない相殺劇があったとしても・・・。
レオ:う~む・・・。姉者よ、無理では?
麻呂:それもよかろう。
レオ:・・・シラネ、モウシラネ。
勝敗を決めるには、まだ分かり取れる現象と因果が足りていない。どのような結果になるとも両者には分かっていなかった。それでも無効試合ではなく後で分かる局面として発生していた。
ヴァル:3-0と私は言ったはずです。
麻呂:私は2-0。
ヴァル:・・・。
レオ:だから・・・そいつチートだから。
麻呂:口が悪いぞ。そこの妖狐。
レオ:吾輩は猫にございます。
局面の最小単位は3本勝負。2本では引き分けがあるという簡単な計算だが、異次元同士の1本目とは何を決めるにも基準はない。そんな状況では何をしても・・・スカである。
ヴァル:生死のジャッジはいかなる場合にも行います。
界隈に寄って1回戦の白星はヴァルにあるようにヴァルに見えている。それも2人には、知る由もない。どこぞかの神のみぞ知る事象。関係なき風の便りにでも吹かせてどこぞかに落ちる。
世界観を超えた所でも共通する要素を持った存在は、いくつか見受けられるようだ。
レオ:ジャッジ・・・それ閻魔じゃ?
麻呂:笑える下神じゃて。麻呂は次へ行こう。
地獄の閻魔大王に面識があるようなレオと、関係がなくはないような様子が伺えた。
2戦目に行くと言った麻呂からは早々に1戦目の掌握を始める仕草が見えている。
何かを仕掛け、企み始めていると見る者もいなくはない。

麻呂
お前のオーディーンはフェアであったのか?
ヴァル
貴方のレオと同じですね。
麻呂:つまらんわ。レオは左遷にする。
「神の一手」ルールを踏まえた推察では、頭数が関与すると仮定していた。レオがカウントされていたら、ヴァルは2神分が合わさる事になる。レオの分は・・・見学係だったか・・・?
レオ:私は姉様の戦況を書き込んでおりまする!

戦況レポートには、レオが個人的に好きな過去の原稿が書かれていた・・・。
第2戦の始まりは静かに。

麻呂
「遠くに聞く戦神とは・・・白星に執着する性質がある。こちらには、死を持ってあがなす精神もある所で、純粋なモットーを聞かされてはどこかむなしく・・・一様の反徳と狂言も極まりなく思えて・・・。自らを突き刺す・・・滑稽な猿」

北からの冷気:ヴァルキリー
「氷の大地より南下を続けたら広大な海が世界の終わりを告げていた・・・。ここで立ち止まる訳にはいかない背景が船を作り上げる。次の大地は氷結か、それ以外か・・・。どこかで何かを見つけるまで、帰る事も思わない覚悟。世界の終りの先に、環境を背負った私たちは、海へ出る。宿命か、運命か、獲得と強奪の正義」

麻呂
「海に囲まれた内陸は山と谷の僻地。よくも分からぬうちに季節になければと吹き荒らされる。生い茂る葉も・・・また枯れたではないか。それでは主が分からぬ。名を上げよ。いかなる時も揺るがぬ一城の名を轟かせよ。大戦国。天下においてのお前の名を示せ」

ヴァル
「海を越えた先に新境地はあった。血祭りにあげ続ける事が安泰をもたらしていた。生まれたからには生き抜くために傷を残す・・・末裔にも受け継がれていく遺恨の血は、本人たちの意志も関係なく・・・生も死も越えた永遠の祈りと、不老不死の願いを届ける」
■不老不死
腕が悪くなり「誰かの腕と取り換える」
心臓が弱くなり「誰かの心臓と取り換える」
体を取り換えてでも続けていきたいものは・・・遺恨、末裔、地位。
■異質でも継ぎ接ぎするキマイラの描写
人間が深層心理で不老不死を思っている歴史が古代から存在している。その強さは狂信的となる可能性を秘めており「ドクロを持ち出すネクロマンサー」「学術的なマッドサイエント」などに表現されている。それらは人間の本能として強く根本にあるため、今も形を変えて開発は続けられている。

ヴァル:不老不死が必要。生死をジャッジする私には、無くしてはいけない経験と執行力と。
永遠の方法は、良くも悪くも次世代へ受け継ぐ後任せである以上、責任があったとしても責任を果たさせなくてもいい様が見られるため、無責任とイコールにして無視をする学者は多い。
腕が落ちても、首が落ちても、進軍を止めないヴァルキリーの兵。身体とも関係ない所で動き続ける狂戦士だった。盲目となった光を探しているのか、それとも戦う事しか知らない生物となったのか。戦果に栄光を受けても、受け継がれている汚れた意識が無くなる事はないようだ。
麻呂
「末代まで祟る」となれば「末代には残さない」これもある。新規が高みを捨てるようでも風に乗ったタンポポ。手放しても、またどこかではタンポポだと。
ヴァル:甘い・・・。
麻呂
「知りて言うのか、分からず言うか・・・。それがトリガーだ。何を見誤ったのかを知るために・・・知らしめるために高みはまた姿を現す」
沸点上昇。
蒸発。
鋼鉄融解。
蒸発。
岩石溶解。
蒸発。
大気分子上昇。
粒子加速。
原子融合。
大気分子弾頭。

■姿を隠していた情報工作ネコの報告:ゴジフル・バースト
「これはなんじゃ?」 「これは極大魔法の陰陽術ではないかと」 「陰陽術?」 「1詠唱でオートメーションの1つも発動する2極大魔法にあたるかと」 「陽があれば必ず対称的な陰もあるのが摂理にございます」 「何そのチート・・・」「チートにございません。チート超越型です」
「自然物理的な温度上昇」「無期限の神威で自然だと!?」 「人間の化学を利用しているのだな」「人間界における有資格者がおります」 「資格?」 「核の末裔にございます」
ここから様々な変異に神速で追従する高次なやりとりが多数に見られ始めている。
ヴァル:核細胞が・・・大気核なんて・・・。
麻呂:終わりじゃ。才能、素質、有識とも他に・・・。
レオ:世界の終わりには結末と終焉と崩壊もあり・・・あれれ・・・ここは終焉では?
ヴァル:それは鎖ではない・・・資格があるために・・・ヘルよ・・・私に力を・・・。
レオ:全範囲の死の宣告ヘルジャッジメント。
麻呂:お前がくるからヘルが呼べる事になる。
レオ:チートハッセイカクニン・・・チートハッセイカクニン・・・ホウコクセヨ。
世界観の理で排出されていたレオだが、執筆のために再度と入り込んでいた。
レオ:そもそも・・・チートのもつれでは?
麻呂:・・・。
レオ:当たった!?
レオがくるのも、おまけ程度なのか意図していたのか・・・順当でいけば、ヴァルの「手余り」にもなってくる。
■レオの先読みと「チート」
麻呂が行う「神の一手」には附帯がある場合が多い。付属のように認識があるものとは違い「そういえば」と加算される類で、選択も予測もない所から「チート」と言われている。
塵にも核が存在しているため、麻呂のフィールドでのアタックも、ヴァルキリーの存在消滅には至らなかった。異質の継ぎ接ぎによって形状を維持する因子をヴァルは持っている。
隔離域の住人とされているヘルが、ここで現れていた。
ヘル:異常検知・・・変異影響とは・・・これまでにあっただろうか・・・。

ヘル:ヴァルよ。いいのか・・・。
ヴァル:かまいません。
ヘルジャッジメントが発動する・・・蟻は死に絶えた。
全貌が見えない蟻も地底から続々と湧き上がってきている。
ジャッジメント。
蟻は死に絶えた。
だがしかし湧いてくる蟻。
レオ:これずっとなん?
死に絶えた絶望と怨念が、選別のない絶対量のヘルによって集められ、ヴァルに渡されていくようだった。
ヴァル:生きる時も、死に耐える時も・・・永遠に循環するユミルの心臓は不滅。
麻呂:それで・・・地表の蟻が納得するだろうか。
レオ:おぉ?ヴァルの影から何やら・・・。
麻呂:時間の問題じゃ。ロキよ・・・我とくるがよい。
ヘル:やはりこれでは・・・。
■高次とは「間抜け」の代名詞
本人たちにしか分からないステップを踏んで進むやり取りは、飛び石のように間が抜けた「間抜け」と言われるほど人間には通じない。それを想起幅や「含み分」猶予とした文芸も、この世には、なくなくはない。
2戦目は、分かる人にだけ分かるように決していたのかもしれない。
ヴァル
「私には・・・不純なものを見て認識を与える事はありません。不純もまた私から逃げるように隠れて、私の視界に入らないためにあるのです」
麻呂:何を言っておるか?
レオ:えっとですね・・・三回戦はいつ始まるか未定だと言っております。
ヴァル:私は戦神です。
麻呂:何かわかる?
レオ:うむ・・・。
麻呂:うむちゃうわ!
レオ:戦神だから勝敗を決めなければ次はない。勝敗は見えない存在が有していると・・・。
麻呂:三戦目の要素となる相手はいるようだが?
レオ:ヘルジャッジメントとユミルの心臓で、ゆくゆくの負けでいいのでは?
麻呂:2-0でいいな。ヴァルよ。
ヴァル:既に勝敗が見えている・・・。
ヘル:まずい・・・不条理だ。
勝敗を決しなければいけない戦神は、2戦目において自ら「不滅のユミルの心臓」を作り上げた。それが永遠に終わらない可能性というのは、勝敗が決められない戦神ともなってしまう。麻呂は、ここの勝敗にもこだわらずに、新手の存在との3戦目を示唆している。目の当たりにしたヴァルが次第に・・・。
麻呂:我は行くぞ。三戦目へ。
レオ:何か・・・ヴァルがグルグル回ってますけど・・・。
ヴァル:決裁をするのは私・・・何処・・・出てこい!出ている?
麻呂:三戦目はないのか?
ヴァル:三戦目は私の・・・3ー0は私そのもの・・・。
ヘル:ヴァルが・・・狂ったのか・・・。

■まだ宝珠分類学に至っていないレオ(宝珠の発明:九尾の狐)
この一連は後日「天宝珠」と分類されるもので、話中で初めて観測された「天でなければ」とされる現象。「神の一手」が4つの神威を起こすと語られる原型。
レオ:ここの勝敗は・・・決めなくてもいいのですか?
麻呂:蟻が沸いとる。蟻の詳細で始末書をレオが書く。
レオ:・・・どうして姉様は次戦に?
麻呂:私が同じ事をやる必要が見つからん。
レオ:うにゅう・・・。詳細で決まるものは決まるらしいが・・・ヴァル殿よ?」
ヘル:手が空いていない・・・そして影。ここでのチェックメイトは既に。
レオ:シュールだな・・・お前は・・・。
ヘルは闇属性領域を解除して「ユミルの心臓」を取り下げた。
レオ:そしてお前は賢い・・・。

ヘル
「ユミルがなくても蟻は詳細を手に入れるだけで何の裁決権もない。その好奇心の行動範囲は我の闇にも配慮をする事になる。ヴァルの影が露わとなり審問にくだれば我はよい」
レオ
「ここで見えているロキというのも神懸かりが足りないというか・・・圧倒的イジメになりそうだ・・・それもこれも詰んだような世界をどうするんだ?」
ヘル:世界そのもの・・・ヴァルハラが・・・。
ヴァル:望んでいるかもしれません。

世界樹を運ぶニーズヘッグ
大気中を元素とした世界から浮きぼられた陰影は、それまでになかった印象を与える。見かけた際には、それまでの何かを欠如させて目の前を再生成するしかなく「目の前の景色が変わる」という伝説がある。例外なく「ダークナイト」が戦場に現われて世界を染め上げるという。
ニーズヘッグは世界そのものを運んでいるとされている。
暴かれたと敵対する者がいるのか?
それとも手段を無くした必然なのだろうか?
ヘルはニーズヘッグを知っているがコントロールはできない。
麻呂:ここは・・・何だ?
レオ:・・・シラネ、わしはシラネ。
現れたのは聖地ヴァルハラで、異空間であるめレオとヘルも入る事はできない。一手を余していたかのような麻呂は、ゆっくりと階段を上がり始めている。

■運命を共にするウルズ
貴方は何を知っているのですか?
麻呂
「なぜ神が我に聞くのだ・・・」

■存在を司るベルザ
飢餓が我々を本能に染める時は多い。
私はあるがままの私でいたい。
麻呂
「元も子もない私とは・・・?」

■宿命を担うスクルド
繁栄のために地位と名誉を人は目指す。
あなたは・・・どちらに?
麻呂
「答えを求めては、あなたの宿命とはなりゆくまい」
麻呂:子どもじゃあないんだよ。
何も物怖じをしない三人は神格を持ちえている。フィールドが聖地となっているため、三神を上回る事も難しい。それも異なる文明の問答には、返す言葉を無くしていた。
麻呂は足音を鳴らしながら、ゆっくりと歩いていった。踊り場を越えて足場が大理石になると、足音も心地よく響いて訪れを知らせているようだった。道は次第に緑が生い茂る緑地に繋がっている。
イズン:音が聞こえておりましたよ。
スクルド:何も言う事はありません。
ベルザ:加害者である証拠も見当たらない。
ウルズ:イズンが相手をしては・・・実質の・・・。
イズン:イグドラシルの実には、命の循環の加護がありまするぅ~。
麻呂:まさか植物だったとは・・・。
イズン:天照大御神様もおひとつどうですか?
麻呂:・・・名前はまだない。

イズン
「植物には私利私欲がなく生命を循環して育んでいます。その果実とは汚れのない純潔そのもの。幾多の戦いで傷ついた戦士は、この実を食べて戦場に向かう力を養っています」

麻呂:何も間違えてはおらんような・・・。
イズン:そうなのです!しっかりとした境界線ができれば・・・安定するのですよ!
麻呂:境界線・・・?
ロキと対戦をして葬って欲しいと踏んでいた麻呂は、しばらく話を聞く事にした。
イズン:私がイグドラシルに清い心で水をあげ続けられたら・・・。
レオ
「答えが出ましたね。境界線とは切り離す、キマイラ思想でしょう。イズンも完全に清い状態ではいられない状況があると言っておりまするぅ~」
レオが聖地ヴァルハラに出現
嗅覚の強いレオは感情の流れが見えているかのように位置を嗅ぎ分けて出現する。かつての九尾の狐は、嗅覚によって異世界を越える事も可能にしていたという。
イズン:傷ついた英雄たちに何も想わずにリンゴを配り続けなければ・・・。
レオ:純正のイグドラシルの実を汚して渡しているとは恋心にもせつない・・・。
イズン:私の願いを叶えてくれますか?
異次元同格元素結合:急ピッチ!九尾の狐が現れた。
九尾:我を知っておったのか・・・。運命を終わらせた事もいくつか・・・。
イズン:私の林檎はイグドラシルの実!
本人同士にしか分からないとはいえ・・・何の宿命があるのか?
2人のお互いの存続を掛けた戦いが始まっている。
イズン
「勝利に沸き立つ栄光の姿も、敗者として反省に惑う惨めな時も・・・。林檎を食べなさい!永遠の呪いイグドラシルの実! (*・・)σ ⌒・ ポイッポイッ」
レオ: それ・・・おまっ・・・投げただけちゃうん?
九尾
「我の好物が流れにも見え流れにも聞こえるようだ。既にある過去にも分かり取れる。次の行動も想定内の事ではないかと・・・。全てを手中に収めたとは!と・・・その前に!この匂いはリンゴで合っているのか?」
麻呂:食べたいんでしょ・・・どっちもあかんやつや・・・。
イズン:何をふざけているのですか!
九尾:ふざけてはおらん!余興じゃ。
イズン
「どんなに清純な気持ちを捧げてもロキは、私から生まれている!私も林檎を食べて神威を使って確かめている!終わりなき永遠があればいつか・・・」
麻呂:儚いねぇ・・・それで全部か?
レオ:おそらくですにゃ。
死に際の命乞いのような自供を述べたのは死亡フラッグ。その流れが見えている。懺悔とも言いそうな文明のイズンは、ヒヤリハットしていた。
麻呂:自覚が露わになった今こそ・・・。
懐から取り出した物は・・・キセルの形をしているがイズンはキセルを知らない国。
イズン:私は死ぬのですか?
三神は加害を察知してはいないため、動く気配を見せていない。
麻呂:我が脇差しの一刀・・・自決刀・極・時空断!
レオ:それは・・・ひょいっと空振りなのでは・・・。
イズン:自分の命を大切にするのは・・・当たり前ではないですか!その文明の利器は・・・自害・・・?
レオ:切れ味はバツグンダ。
イズン:それには刃が付いていない!そんなものがここで出せる伝家の宝刀であると!?
レオ:お前はそいつが天照大神と関与していると言っておろう。
イズン:ロキをどうにかできる者ではなかった・・・。
大地から轟音が鳴り響き始めた。
九尾の狐
「その者は潜みいつかは根底を覆す・・・まさしく天地無用の理・・・お前には分かったはずだ・・・我がアマテラスといるのも。ふざけているとする真理は易く・・・そこに極意はあるのか・・・・?お前ならどうする・・・どう見ている・・・世界樹イグドラシル」
麻呂が振りかざしたのは・・・イズンではなくイグドラシルの樹の方だった。土や石を返して始めて次第に根を上げている。気のせいか・・・鎖を引きちぎる金属音も聞こえていた。
イグドラシルの樹は・・・重力に反するように空に昇っていった。
レオ:天空のユグドラシル・・・チートくさいなぁ。
イズン:えっと・・・私は・・・樹に水をあげなけば・・・。
ウルズ:水はあげられません。
ベルザ:循環は止まっています。
スクルド:あれは絵である可能性が・・・。

九尾:アマテラスよ。何が見えていた?
天照:色々と要素があってな・・・なにせ字が足りないことに気づいておるも。
九尾:呪術としては2~3個もあれば・・・。
天照:人間の時間で20hぐらい考えておった。
九尾:過去現実によって既知に至る未来照合では・・・。
天照:この世は表現の世界じゃ。何かの船出がよいのじゃろう。
九尾:我は構わん・・・終わりから推する事もできるが物語の終わりを聞かせてくれ。
天照:余韻と余波は・・・ここから。
■余韻
イズン:それでは私のお仕事はなくなったの?
ウルズ:貴方の浮世での現像には・・・ヴァルキリーもロキも当てはまりません。
イズン:それでは・・・樹がなくなった大地で英雄たちと・・・遊ぶの?
ヴェル:それは役得ですので・・・貴方は下界のタダの人になるかと。
イズン:ふぁっく!おまえら全員ふぁっく!
スクルド:私たちもユグドラシルの樹を失くして色々と・・・。
イズンは下界の多数のアリスに因子を宿らせるように分散する光になって消えていった。
■代名詞「アリス」
人間界にいるアリスが研磨、鍛錬、学術を実らせて昇格した際に神格を与えられてイズンになるのが本来である。時と場合と者によっては、この限りではない。
現世では、女性の変身願望に注目を置いた化粧、ファッション、スタイル、品性、品格の側面を「お伽の国のアリス」という概念から「アリス面」とした現実社会との区別を行っている。
ウルズ:オーディションの手配をせねば・・・。
ベルザ:世界警察機構があったはず。
スクルド:書類をまとめる。盗難届と捜索願いと被害届と募集告知と・・・。
屋根裏に押し込まれた本棚の前には、自分の興味が出た部分を多数に引っ張り出しているアリスもいるようだ。
アリス:ヴァルキリーへ早く返り咲くには・・・。ちょっと待てよ・・・これは右下に隠そう。
既に空間掌握術にて効率化を考えていた。読むのは嫌いらしい。
■世界樹ユグドラシルの選択で解放された主人公
三神・・・身元不明の怪しい影。何かの条件を設定したオーディションをしている。
イズン・・・世界捜査網の当事者。身元を隠す場所が複数ある秘密通信網の所持者でもあった。
ヘル・・・ヴァルの近くにいる・・・気の毒なので触れない方がいい。
ヴァル・・・船の優待乗船券を取得後に失踪。偽名を使用した不法出国の可能性あり。
レオ・・・海賊モノに感化してしまっている。航海に出る船員を集めている。
麻呂・・・大怪盗の呼び声がある。起こる事件に対して確信的言動も垣間見えている。
ラファ・・・とりあえず・・・日本勢の像は遅れている。
■余波
ルパンにゃん世が、とんでもない所から盗み出した絵画「天空のユグドラシル」が何処かにあるという話が世界中に知れ渡っていた。それは世界の大秘宝と言われている代物。世界警察機構による絵画の追従を恐れて絵画は、どこかの島に隠されているらしい。
その絵画は見る者を魅了してしまい幻想の中に閉じ込めてしまうとも・・・。
国際特級秘宝というのは人類史上で数百年の保存が必須となる。風化現象を抑えるために光を当てないように施されている。絵画「天空のユグドラシル」は、あまりにも希少であったため、展示されていた時点での鑑賞者も残されていないという。これまでには、数多くの冒険者が海に出て行方を捜索して今日に至っているが、未だに真実の姿が明かされていない。
「まだ・・・これから・・始まったばかりにゃ!」
– キャプテン レオ –
私ならこう言う。「常に・・これから」
– 大怪盗 麻呂 –
レオ:にゃろうども!お宝の名前は判明しているのだ!出航だ!
賊ネコ:どちらの方角ですか?
レオ:分からないとは言わない!何処かだ!ここではない何処か!船長が分からないと言うべきではないとか、そういうの勘弁な。
賊ネコ:それで・・・行くんですか?
レオ:わぁっ!何その細かい事いいから行くか行かないかだけみたいなかっこいい感じを出しおってからに・・・。行くんちゃうかぁ~分からへんけど。
賊ネコ:おぉ~!
レオ:どこに何を目的としていくかは重要だと思うのだがとにかく行けばいいよね。目的が変わってる気がしなくなくなくはない。
賊ネコ:ゴールを見つめるのもキャプテンだけでいい。それだけはクズでも分かる。
レオ:お前らってやちゅは・・・意味というものを・・・よし!180度急速展開!
グルグルギュルルル・・・。
賊ネコ:それは進まないという意味か・・・並じゃ船員も務まらん。
レオ:やってからいうよね。基本的にね。そ・・れ・・で・・いこうか。
賊ネコ:キャプテンの船の乗船条件は、最低で賞金首10億ベリー以上のゴロネコだよ。
レオ:なっ・・・ぜ・・。
賊ネコ:船長を医務へ!出航に倒れてる船長も初めてだ。海はこれじゃないとな。
まだ出港していないレオの船は準備中!
現在でレオは食べ過ぎたせいで動けていない。
だがしかし、この後でキャプテンレオは大航海時代を進む事になっている。
出航も含めて決して簡単ではないが、この船が「人類の偉大なる航路」を発見した船となって「人類の偉大なる財宝」を持ち帰ってくるとは、この時は誰も思いもしていなかった。




